「愛着障害」という言葉を聞いたことはありますか？
☑ 聞いたことはあるけど、よくわからない
☑ もしかしたら、自分も愛着障害かもしれない
という方に向けて、愛着障害についてお伝えします。
愛着障害は、虐待やネグレクトが原因だけではありません。
たとえば、、、
親や養育者とのコミュニケーションの行き違いが原因になることもあります。
医学的には、「愛着障害」という言葉は「5歳以前」という条件がありますので、
大人が診断されることはありません。
しかし、子どものころの愛着障害が改善されないまま、
大人になってから苦しむ人や、
大人になってから「自分は愛着障害なのではないか」と気づく人は少なくありません。
相手との距離がわからず「警戒」または「依存」してしまう
期待されたり、褒められたりするとプレッシャーに感じる
見捨てられるのではないかといつも不安を感じている
親しい関係になると関係性を終らせたくなる
人とぶつかり合う状況が苦手で、自分がガマンすることで事態の収拾を図ろうとする
期待に応えようとがんばり過ぎて、いつも疲れてしまう
人を信じたい、でも信じられないという矛盾を抱えている
いつも不安で、相手を試してしまうことがある
自分に自信がもてず、人とくらべて落ち込む
おとなの愛着障害にもいろいろなタイプがあるため、抱える問題はさまざまあります。
共通しているのは、
愛着障害があることで生きづらさを感じているという点です。
また、大人の愛着障害は二次的な疾患なども抱えやすく、うつ病や心身症、自律神経失調症などになってしまうケースもあります。
ほかにも、ご自分が愛着障害を抱えているため、
子どもとどう接していいのかわからない方や、
虐待を受けて育った人の中には、自分の子どもを虐待してしまうという
負の連鎖を引き継いでしまうこともあります。
負の連鎖を断ち切りたい方や
子どもの接し方問題を抱えている方にも、カウンセリングはおすすめです。
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