ADHD(注意欠如・多動症)は、子どもから大人まで見られる発達障害の一つです。
ご自身や身近な人にADHDの可能性を考え、本を読んだりyoutubeで検索する方が増え、広く認識されるようになりましたね。
この記事では、心理カウンセラーの視点から、ADHDの3つのタイプとその特徴について解説します。

ADHDは、主に以下の3つの特徴を持つ発達障害です。
- 注意力の欠如(不注意)
- 多動性(じっとしていられない)
- 衝動性(衝動的な行動)
これらの特徴は誰でも経験することがありますが、
ADHDの場合、これが日常生活や仕事、学校でのパフォーマンスに顕著な影響を与えるレベルに及びます。
ADHDは、主に以下の3つのタイプに分類されます。
1. 不注意優勢型(Inattentive Type)
2. 多動性・衝動性優勢型(Hyperactive-Impulsive Type)
3. 混合型(Combined Type)
それぞれ特徴が異なり、診断や支援の方法にも影響を与えます。

1. 不注意優勢型(Inattentive Type)
このタイプは、注意を持続することが難しいのが特徴です。
以下のような症状が見られることがあります。
- 課題や仕事の詳細に注意を払えない。
- 忘れ物が多い(鍵や財布、宿題など)。
- 指示に従うのが苦手で、タスクを完了できない。
- 物事を整理整頓するのが苦手。
- 気が散りやすく、一度に多くのことを進めようとして混乱する。
対象者の例
大人:仕事の締め切りを何度も忘れる
子ども:宿題を提出し忘れる
2. 多動性・衝動性優勢型(Hyperactive-Impulsive Type)
このタイプでは、動き続けたり、思い付きで行動したりする傾向が強いです。
特徴としては以下のようなものがあります。
- 長時間じっと座っていられない(会議中や授業中)。
- 過剰に話し続けたり、人の話を遮ったりする。
- 順番を待つのが苦手。
- 思いつきで行動し、後悔することが多い。
- 危険を顧みず、リスクの高い行動を取る。
対象者の例
大人:大事な会議中に無意識にペンをカチカチ鳴らす
子ども:教室で立ち歩く
3. 混合型(Combined Type)
不注意、多動性、衝動性の両方が見られるタイプです。
このタイプは最も一般的で、さまざまな状況で症状が現れるため、診断がより複雑になる場合があります。
- 注意が散漫でタスクを完了できない。
- 社会的な場面で衝動的な発言をしてしまう。
- 長時間静かにするのが困難。
- ストレスが多い環境で、症状が悪化する。
対象者の例
仕事のデッドラインを忘れがちでありながら、チームミーティング中に話しすぎて周囲を困らせる。

ADHDの診断は、医師や心理士が行います。
自己診断は難しいため、専門家に相談することが重要です。
診断後の支援方法には以下のものがあります。
1. 行動療法
行動を管理する方法を学び、日常生活の中で症状を軽減するスキルを身に付けます。
2. 環境調整
スケジュール管理ツールや整理整頓のサポートを取り入れ、周囲の環境を整えることで生活をスムーズにします。
3. 薬物療法
医師の指導のもと、必要に応じて薬物療法を取り入れることもあります。
4. カウンセリング
心理的なサポートを通じて、自尊感情を高める支援を行います。
2. 環境調整
ADHDは決して「怠け」や「わがまま」ではありません。
適切な理解と支援があれば、強みを活かしながら充実した生活を送ることができます。
ですが、ご自分や身近な方の問題がADHDに原因があるとわかっても、どうしてよいのか分からずに新たな悩みを抱える方が多いのが現状です。
心理カウンセラーとして、私たちはADHDを抱える人々が自分の特性を受け入れ、より良い日常を築けるようサポートしています。
ご自身や周囲の方について気になることがあれば、ぜひご相談くださいね。
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お気軽にご登録くださいね。

心理カウンセラーの夏芽みちるです。
HSP気質、アダルトチルドレン、愛着障害の生きづらさの悩みを抱えている方や、
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