心理カウンセラー 夏芽 ミチル です。
今回は、
恋愛依存や見捨てられ不安になりやすい人の特徴についてお話してきます。
恋愛依存や見捨てられ不安になる原因は、幼少期の経験によるものが多いとされています。
親しい大人との関係性が不安定だったり、過保護だったりすると、子どもは自分自身を信じられなくなり、他人に依存するようになることがあります。
「見捨てられ不安」とは、信頼する人が離れていくことへの強い不安感のことです。
このような不安感を抱える人は、恋人や友達との関係性が不安定になると、心配や嫉妬を感じたり、相手を束縛してしまったりすることがあります。
「恋愛依存」とは、恋愛に対して異常な執着心を持つことで、自分自身を犠牲にしてでも相手を求める傾向がある状態のことです。
恋愛依存症の原因は複数ありますが、幼少期に親しい大人から十分な愛情を受け取れなかった場合や、過保護だった場合に発症することが多いとされています。
恋愛依存になりやすい人の特徴は、以下のような言動が挙げられます。
・自己肯定感が低く、自分の価値をパートナーからの評価や愛情に依存している
・パートナーとの距離感や関係性に過敏に反応し、不安や恐怖、または緊張感を感じる
・パートナーに対して角な期待や要求をし、束縛や干渉を行う
・自己中心的で、パートナの気持ちやニーズを無視してしまい、自分の要求を満たすことに執着する
・感情のコントロールができなくて、喜怒哀楽が激しくなったり、パートナーに対して暴言を吐くことがある
恋愛依存や見捨てられ不安の原因は、幼少期の親子関係にあると考えられています。
親から十分な愛情や安心感を得られなかったり、不安定な関係だったりすると、子供は自分の価値を低く見積もったりします。
その結果、大人になってもパートナーからの愛情を必死に求めたり、不安型愛着を形成したりすることがあります。
恋愛依存や見捨てられ不安は、自分やパートナーの心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
恋愛依存や見捨てられ不安に悩んでいる方は、専門家のカウンセリングや治療を受けることをおすすめします。
また、自分の価値観や趣味などを見つけて、自己肯定感を高めることも大切です。
恋愛依存は、自分の価値を恋愛に依存してしまうことで、不安や執着、依存、自己否定などの感情に苦しむ状態です。
愛着障害は、幼少期に親や保護者との安定した愛着関係が築けなかったことで、他者との関係に不信感や恐怖感を抱く状態です。
これらの状態は、自分の感情や行動パターンに気づき、それらを変えることで改善する可能性があります。
例えば、以下のような方法が挙げられます。
- 自分の感情や思考を客観的に観察する
- 自分の価値を恋愛以外のことに見出す
- 自分のニーズや欲求をはっきりと伝える
- 相手の気持ちや立場を尊重する
- 他者との関係において境界線を設定する
- 自分自身や相手を責めたりせずに受け入れる
- 自分の趣味や興味を広げる
- 自分の心身の健康に気を配る
しかし、これらの方法は一朝一夕には効果が現れないかもしれませんし、自分だけでは解決できない問題もあるかもしれません。
その場合は、心理カウンセラーや精神科医などの専門家に相談することがおすすめです。
専門家は、あなたの状況や原因を分析し、適切な治療法やアドバイスを提供してくれます。
また、自助グループやオンラインコミュニティなどに参加することで、同じ悩みを抱える人たちと交流し、支え合うこともできます。
恋愛依存や愛着障害は、決して恥ずかしいことではありませんし、治らないこともありません。 あなたは一人ではなく、必ず助けてくれる人がいます。
あきらめずに自分の幸せを探してください。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
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