今回は「間違っていると分かっていても、みんなと同じにしてしまう」「選びたいものを選択できない」という人間心理についてお話しします。
この現象は誰にでも起こり得るもので、決して珍しいことではありません。
ですが、それに悩む方にとっては「自分らしさを失っている」と感じる方もいらっしゃいます。
この記事では、原因や背景、そして解決のヒントをお伝えしていきますね。
≪もくじ≫
なぜみんなと同じにしてしまうのか?
心理がもたらす影響
大丈夫になるためのヒント
まとめ

「みんなと違う」を選べない・・・
・不安だから?
・安心したいから?
・それとも怖い?
わたしの心はどうなんだろう・・・
間違っていると気づいていても、多くの人が「周りに合わせる」選択をしてしまうのは、私たち人間に備わる自然な心理の一部です。
その背景には、いくつかの理由があります。
1. 生存本能の一部としての「同調行動」
人間はもともと群れで生活する生き物です。
進化の過程で、「集団の中で受け入れられること」が生き残るために非常に重要でした。
そのため、「みんなと違うことをする」=「集団から排除される可能性がある」と無意識に感じる仕組みが、私たちの心に刻み込まれているのです。
2. 批判を恐れる心理
他人から批判されたり、目立ったりすることに恐怖を感じる人は少なくありません。
特に幼少期に厳しい批判や孤立を経験した人ほど、この恐れは強くなる傾向があります。
「自分が間違っているかもしれない」「目立った行動で注目されるのは怖い」と感じると、みんなと同じ行動を選びがちになります。
3. 「多数派は正しい」という錯覚
多くの人が持つ心理的バイアスの一つに、「みんながそうしているなら、それが正しいのではないか」という思い込みがあります。
これを「バンドワゴン効果」と呼びます。
たとえ心の中で違和感を感じていても、多数派の行動に従うことで「自分も間違っていない」と安心感を得ようとするのです。
みんなと同じ行動を選ぶことは、短期的には安心感や一体感を得られることもありますが、長期的にはストレスや自己喪失感につながる場合があります。
自分らしさを見失う:
本当は違う意見や価値観を持っているのに、それを表現できないことに苦しむ。
自己否定感が強まる:
「なぜ自分はいつも周りに合わせてしまうのか」と、自分を責めてしまう。
この状態が続くと、自分を大切にする感覚(自己肯定感)が低下し、周りに流されやすい人生を送ることになる可能性があります。

1. 他者との小さな違いを試す勇気を持つ
いきなり大きく周りと違う選択をするのは難しいかもしれませんよね。
まずは、以下のような小さな違いから試してみてください。
・好きな服を選ぶとき、流行ではなく自分が本当に着たいものを選ぶ。
・少人数の場で、自分の意見を少しだけ言ってみる。
・少人数で食事するとき、自分の食べたいものを選ぶ。
「みんなと違う選択をしても大丈夫だ」と小さな成功体験を積むことで、自信が徐々についていきます。
2. 自分の価値観を見つめ直す
周りに流されることが多いときは、「本当は自分が何を大切にしているのか」を改めて考えてみることが大切です。
次の質問を自分に問いかけてみましょう。
・私が本当に大切にしたいものは何だろう?
・自分にとって心地よい選択とは?
これを日記に書き出したり、カウンセラーと一緒に整理することで、自分軸を取り戻しやすくなります。

本当はどうしたいんだろう・・・?
3. 「一人でも平気」を育てる
集団の中で安心感を得ることは自然なことですが、時には一人でいる時間を楽しむスキルも重要です。
自分だけの趣味やリラックス方法を見つけ、「一人でも大丈夫」という感覚を少しずつ育てていきましょう。
4. 自分を応援する言葉を持つ
「みんなと同じにしない」ことを選ぶ際、不安を感じたら自分を応援する言葉を心の中で唱えてみましょう。
例えば
・「私は私の選択を信じていい。」
・「違う意見を持つことは悪いことじゃない。」
・「みんなと違っても、それが私らしさ。」
・「私の好きに選んで良いんだよ。」

「みんなと同じにする」ことは、私たちが無意識に取ってしまう行動です。
でも、それが続いて苦しさを感じているなら、少しずつ「自分らしい選択」を試してみませんか?
周りに合わせるのではなく、自分の心に従う選択をすることで、きっと心が軽くなる瞬間が訪れるはずです。
あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。
おひとりでは難しいと思われる方は、ぜひお試しカウンセリングにてご相談くださいね。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
HSP気質、アダルトチルドレン、愛着障害の生きづらさの悩みを抱えている方や、
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