こんにちは、心理カウンセラーの夏芽です。
今日は「気分変調症」についてお話ししたいと思います。
気分変調症は、うつ病ほど重くはないものの、長期にわたって気分が落ち込む状態が続く心の病気です。
一般的に「軽うつ」や「慢性うつ」と呼ばれることもありますが、軽く見てしまうのは危険です。
この症状は、常に気分がすっきりしない状態が何年も続くのが特徴です。
例えば、「何をしても心から楽しめない」「常に疲れている感じがする」「物事に対して興味が持てなくなった」といった感覚が日常的に続きます。
これにより、仕事や学校、家庭生活など、あらゆる場面でのパフォーマンスが落ちてしまいますが、自分でも「なんとなく悪いけど、そこまでひどくないかも」と感じてしまうため、気づきにくいことも多いのです。
気分変調症の症状とは?
気分変調症は、うつ病と同じような症状を示すことが多いです。
うつ病より長期にわたって続くのが、気分変調症の特徴です。
症状として次のようなことがあります。
- 持続的な気分の落ち込みや憂鬱感
- 疲労感やエネルギー不足
- 自信の低下や自己評価の下落
- 集中力の低下、決断力の低下
- 睡眠問題(過眠や不眠)
- 食欲の変動(増加または減少)
これらの症状が少なくとも2年以上続く場合、気分変調症の可能性があります。
ここで重要なのは、その状態が続いていることに対して、本人や周りが「これが普通だ」と思い込み、何も対処しないまま過ごしてしまうリスクです。
気分変調症はどうすればいいの?
まずは自分の気持ちに素直になりましょう。
「ちょっと調子が悪いだけだ」と思い込まず、自分の感情や体調をしっかり見つめることが大切です。
そして、少しでも不安や疑問を感じたら、専門家に相談することをおすすめします。
気分変調症は、適切なカウンセリングや治療法によって改善することができます。
あなたの気持ちは大切です
心の曇り空は、いつか必ず晴れます。
そのためには、自分自身の気持ちを認め、必要なサポートを受けることが大事です。
自分一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、そして専門家に話してみましょう。
気分変調症と向き合いながら、少しずつ自分の心をケアしていくことで問題解決していきます。
このブログが少しでもあなたの助けになれば幸いです。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
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