思い通りにならないとイライラする~原因は○○だった~

そのイライラの裏に隠れているのは、、、
「ずっと誰かの思い通りに生きてきた」自分がいるかもしれません。

こんにちは。
心理カウンセラーの夏芽みちるです。

日々の中で、こんな風に感じたことはありませんか?

「どうしてこの人は、分かってくれないの?」
「なんで、思った通りに進まないの?」
「また、裏切られる気がする・・・」
「なんで、察してくれないの?」

思い通りにならないとき、私たちはついイライラしてしまいます。
相手や状況に怒りが向いたり、自分にガッカリしたり。
けれど、その“怒りの火種”の奥を見つめてみると、
実はとても繊細でまじめな「こころの歴史」が隠れていることがあるのです。

「思い通りにしたい」気持ちの裏側にあるもの

私たちは、自由にふるまっているようでいて、
子どもの頃から「誰かの期待に応える」ことに慣れている場合があります。

たとえば、

・親の機嫌を損ねないように先回りして行動した
・怒られないように“いい子”でいようと頑張った
・周囲とトラブルにならないように自分を抑えてきた

…そんなふうに、ずっと「誰かの思い通り」に合わせて生きてきたとしたら、
どうでしょう?

きっと、心のどこかでずっと我慢をしてきたんですよね。

だからこそ、大人になった今、
「やっと自分の番」や「察して欲しい」と思う気持ちが、無意識的にも湧いてくるのは自然なことでなんですね。

「もう、自分を押し殺したくない」からこそ、怒りが出てくる

誰かに合わせてばかりいた過去があると、
自分の思いや願いが叶わなかった経験が積み重なります。

だからこそ、思い通りにしたくなる。
自分の感情を守りたくなる。

これは「わがまま」ではなく、心の反動なんですね。

「私のことをわかってほしい」
「ちゃんと受け入れてほしい」

そんな声が、怒りという形になって、表に出てきているだけなんです。

イライラの裏にある「本当の声」に気づくことから始めましょう

イライラしたときは、深呼吸して
自分に問いかけてみてください。

「私は、本当はどんなふうに感じているんだろう?」
「今、私は何を大事にしてもらいたかったんだろう?」

すると、

「わかってほしかった」
「ひとりになりたくなかった」
「ちゃんと愛されたかった」

このように、やわらかな願いが浮かんでくることがあります。
伝えられた心の声に寄り添ってあげてくださいね。

思い通りにいかない日も、あなたの気持ちは大切にしていい

大切なのは、怒りやイライラを「悪いもの」として抑え込むことではありません。
それらは、あなたが“あなたらしく生きたい”と思っている証でもあります。

怒りは、自分自身が自分を大切にしてあげるチャンスをくれます。

「もう、誰かの思い通りじゃなくていい」
「私は私のままで、生きていいんだ」

そんなふうに、自分を認めてあげることで、
少しずつ、心の中のイライラはやわらいでいきますよ。

最後に

もしあなたが、
「わかってもらえない」「ひとりで抱えるのがつらい」
そんな思いを抱えているなら、
どうかその気持ちを抱えたまま、ひとりで頑張らないでくださいね。

カウンセリングは、自分のこころと静かに向き合い、
やさしくほどいていく時間です。

あなたの怒りの奥にある「ほんとうの気持ち」を、
一緒に見つけていけたら嬉しいです。

今日も、あなたの心が少しでも穏やかでありますように。
夏芽みちるでした。

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