双極性障害への偏見や誤解

心理カウンセラー 夏芽なつめ ミチル です。

今回は、
双極性障害への偏見や誤解ついてお話します。

  • 双極性障害の人は頭がいいという誤解。
    実際には、双極性障害を発症すると頭がよくなることや、頭がいいから双極性障害を発症しやすいという医学的根拠は存在しません。
    しかし、躁状態の時に多弁になったり、自尊心が肥大したりすることから、頭がいいように見えることがあるかもしれません。

  • 双極性障害は治らないという偏見。
    双極性障害は適切な治療を受けることで管理が可能です。
    再発の危険性が高いので、一生治らないと考えられがちですが、治療によって症状をコントロールし、日常生活を送ることは可能です。

  • 双極性障害はうつ病の一種という誤解。
    双極性障害はかつて「躁うつ病」と呼ばれていたこともあります。
    うつ病の一種と誤解されがちですが、実際には異なる病気であり、治療も異なります。

周囲に「頭がいい」と言われて困ることはあまりないかもしれません。
ですが、これらの誤解や偏見は、ご本人を苦しめる環境を増やしてしまいます。

躁状態からうつ状態へとなったときに自分自身を追い込んで辛くなってしまう。
うつ状態になったときに、相手に理解されず信用や信頼などを失ってしまう。

など、双極性障害によって生きづらくなっていきます。


双極性障害に対する理解を深めることがとても大切になっていきます。
双極性障害についての正しい知識を持つことが、偏見をなくし、患者さんがより良いサポートを受けられるようにするために重要です。

当カウンセリングルームでは、うつ病や双極性障害に苦しむ方やそのご家族様を対象にカウンセリングを行っております。
カウンセリングを受けたい方は、ご予約ページまたは友だちLineからお気軽にカウンセリングのお申込みをしてくださいね。

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