幸せホルモン「セロトニン」を増やす方法とその効果/うつ・愛着障害・AC

心理カウンセラー 夏芽なつめ ミチル です。
今回は、心の安定や幸せを感じるのに欠かせない「セロトニン」という物質についてお話しします。

セロトニンとは?

セロトニンは、脳内の神経伝達物質の一種.
心のバランスや感情のコントロールに重要な役割を果たしています。

セロトニンが十分に分泌されると、リラックスした状態になり、ストレスや不安を軽減できます。幸せや満足感を感じやすくなり、自信ややる気も高まります。

そのため、セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。

セロトニンが不足するとどうなる?

セロトニンが不足すると、心のバランスが崩れて、不安やイライラ、憂鬱な気分になりやすくなります。
また、睡眠の質が低下したり、食欲が減退したり、集中力や記憶力が低下したりすることもあります。
セロトニン不足は、うつ病やパニック障害などの精神疾患の原因にもなります。

では、セロトニンを増やすにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、日常生活でできる簡単な方法をいくつか紹介します。

1. トリプトファンを含む食べ物を摂る

セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンから作られます。
トリプトファンは体内で合成できないので、食事から摂取する必要があります。
トリプトファンが多く含まれる食べ物としては、以下のようなものがあります。

  • 大豆製品(納豆、豆腐、味噌など)
  • 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
  • 肉・魚類(鶏肉、豚肉、鮭、カツオなど)
  • ナッツ類(くるみ、アーモンド、ピーナッツなど)
  • バナナ

これらの食べ物をバランスよく摂ることで、セロトニンの原料となるトリプトファンを補給できます。

2. 日光を浴びる

日光を浴びることで、セロトニンの分泌が促されます。
特に、朝の日光はセロトニンの活性化に効果的です。
朝日を浴びることで、脳が目覚めて、気分が明るくなります。

また、日光はメラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑える働きもあります。
メラトニンは夜になるとセロトニンから作られて、睡眠を誘導します。
しかし、メラトニンが過剰に分泌されると、昼間も眠気を感じたり、気分が沈んだりすることがあります。
そのため、日中は日光を浴びてメラトニンの分泌を抑えることが大切です。

3. リズム運動をする

リズム運動とは、ダンスや歩行、咀嚼など一定の動きを継続的に行う運動のことです。
リズム運動をすることで、セロトニンの分泌が活発になります。

また、リズム運動はストレスホルモンのコルチゾールを減らす効果もあります。
コルチゾールは、ストレスを感じると分泌されるホルモンで、過剰になると心身に悪影響を及ぼします。
リズム運動をすることで、コルチゾールの分泌を抑えて、リラックスできます。

まとめ

セロトニンは、心の安定や幸せを感じるのに欠かせないホルモンです。
セロトニンを増やす方法としては、トリプトファンを含む食べ物を摂る、日光を浴びる、リズム運動をするなどがあります。
これらの方法を日常生活に取り入れることで、セロトニンの分泌を促し、心身の健康を保つことができます。
セロトニンを増やして、幸せな毎日を送りましょう。

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