恋人との時間は、本来ならあたたかく安心できるもの。
けれど、もしその「好き」の関係の中に、言葉や行動で心が傷つけられる瞬間があるのなら・・・
それは「デートDV」かもしれません。

「DV」と聞くと、結婚している夫婦間の問題と思われがちですが、実は付き合っている段階のカップル間でも起こる暴力があります。
それが デートDV(デート・ドメスティック・バイオレンス) です。
高校生や大学生、社会人など、年齢や関係性に関わらず、誰にでも起こり得る問題です。
デートDVには以下のように、さまざまな形があります。
暴力は、殴ることだ

言葉の暴力:「お前はダメな人間だ」「誰がお前と付き合ってやってると思ってるんだ」などの罵倒
感情の支配:「他の人と連絡取らないで」「友達と会うのは禁止」などの束縛
身体的な暴力:殴る、蹴る、物を投げつける
感情の支配:「他の人と連絡取らないで」「友達と会うのは禁止」などの束縛
身体的な暴力:殴る、蹴る、物を投げつける
性的な強要:嫌がっているのに無理やり性的な関係を持とうとする
経済的な支配:お金を取り上げる、デート代を強要する
テクノロジーを使った支配:スマホのチェック、SNSの監視、位置情報の強制共有
当てはまることはありませんか?
どれも「愛情」ではなく、
「コントロール」や「支配」であり、れっきとした暴力なんですね。

なぜ気づきにくいのか?
デートDVが厄介なのは、
「好きだから」「相手を大切に思っているから」という言葉で包まれてしまうことです。
「嫉妬してくれるのは愛されている証拠」 「怒らせた私が悪いのかもしれない」 「本当は優しい人だから…」
そう思ってしまうと、抜け出すのがとても難しくなってしまいます。
あなたの心のサインを見逃していませんか?
・いつも緊張している
・相手の機嫌ばかり気にしてしまう
・自分の気持ちや希望が言えない
・「別れたい」と思っても、言い出せない
もしこうした気持ちに心当たりがあれば、まずは誰かに話してみてください。
信頼できる友達、先生、カウンセラー、相談窓口。
あなたの味方は、必ずいます。
あなたは、
支配されるために生まれてきたんじゃない。
恋愛は、自由で対等であるべきもの。
心がほっとできる関係を、誰もが持つ権利があります。
「こんなことで相談していいのかな?」と思わず、あなたの痛みをどうか無視しないでください。
一歩踏み出すその勇気が、きっと新しい世界への扉を開いてくれるはずです。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
HSP気質、アダルトチルドレン、愛着障害の生きづらさの悩みを抱えている方や、
うつ病やパニック障害などの2次的精神疾患を抱えている方へカウンセリングを提供しています。
うつ病患者を抱えるご家族さまからのご相談も承っております。
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