今回は「つい人に従ってしまう人」をテーマにお話しします。
この特徴は、愛着障害やアダルトチルドレン(AC)の方に特に多いとされていますが、それには深い理由があります。
この記事を通して、自分を取り戻すヒントをお届けできればと思います。
≪もくじ≫
なぜ『人に従ってしまう』のか?
自分を取り戻すための3つのステップ
まとめ

本当は断りたいのに・・・
「自分の意見を押し殺して、他人の意見に従ってしまう」
これが癖になっている方は少なくありません。
その背景には、幼少期の環境や経験が影響している人がほとんど。
1. 家庭環境が原因の可能性
・親の支配や批判
幼少期に、親が過度に厳しい、または批判的な家庭で育った場合、自分の意見を言うことが「危険」だと感じるようになります。
否定される痛みを避けるために、他人の意見に従うほうが安全だと学んでしまうのです。
・役割の押し付け
「いい子でいなければならない」というプレッシャーから、自分の感情や考えを表現するよりも、他人の期待に応えることを優先してしまうことがあります。
2. 承認欲求と恐れ
「嫌われたくない」「自分の価値を認めてもらいたい」という気持ちが強すぎると、つい相手に合わせてしまいます。
他人の承認が自分の存在価値に直結するように感じてしまうからです。
1.自分の気持ちを意識する練習をする
他人に従う前に、「自分はどう感じているのか?」を意識することが大切です。
簡単な方法として、以下のような質問を自分に投げかけてみましょう。
・本当は自分は何をしたい?
・いま、自分は不快に感じていないか?

わたし、、、
本当はどうしたいんだろう?
1日5分でも、自分の気持ちをノートに書き出すことを習慣にすると、自分の心の声に気づきやすくなります。
2.小さな「NO」を練習する
いきなり「大きな断り」をするのは難しいとおもいます。
例えば
・無理なお願いをされたら、「少し考えさせて」と言う。
・気が乗らない誘いを、「今日は疲れているので」と断る。
といった言葉はハードルが高いと思います。
ハードルを下げて、小さな「NO」の練習から始めてみましょう。
例えば家族やパートナー・親しい友人(言いやすい相手)で練習してください。
・お茶を取ってといわれたら、「今は〇〇していて忙しいから、自分でやってね」
・ランチ(ご飯)食べにいこうよと連絡が来たら、「忙しいくてランチは無理だけど、30分くらいでお茶ならいいよ」
・明日6時に起こしてと言われたら、「最近疲れていて6時に起こせる自信がないから、自分で起きてね」
などなど。
ポイントとして、断る理由や妥協点などあるといいですね。
なぜ断るのかも相手に明確に伝わり、断り上手にもなれます。
最初は罪悪感を感じるかもしれませんが、それは「自分を大切にする行動」の一部なので、焦らずゆっくり練習していきましょう。
3.自分を認証する言葉を持つ
他人の評価ではなく、自分自身で自分を認める力を育てましょう。
例えば、以下のような言葉を心の中で唱える習慣を作ってみてください。
・「私は今のままでも価値がある」
・「完璧でなくても、それでいい」
・「できないことがあっても、それでいい」
・「誰かと比べなくても、私のペースで進めばいい」
・「私の意見や感情は大切にされるべき」
・「明日はもっと自分を好きになれるはず」
などなど。
最初は違和感を覚えるかもしれませんが、日々このような言葉を心の中で唱えてみてくださいね。
即効性はありませんが、少しずつ自己肯定感が育まれていきます。
シンプルなやり方ですが、潜在意識に働きかける効果が期待されます。
あなた自身にしっくりくるような言葉を探してみても良いかもしれませんね。

今までの『つい人に従ってしまう』行動は、過去の環境や経験の中で身につけた「生き抜くための方法や自己を防衛する手段」だったのです。
『つい人に従ってしまう』行動を減らし、自分自身の気持ちを大切にする力を少しずつ育てていきましょう。
自分を取り戻す道のりは、決して一朝一夕ではありません。
焦らず、一歩ずつ進むことが大切です。
必要であれば、カウンセラーや信頼できる人に助けを求めることも、あなた自身を大切にする行動の一つです。
あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。
おひとりでは難しいと思われる方は、ぜひお試しカウンセリングにてご相談くださいね。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
HSP気質、アダルトチルドレン、愛着障害の生きづらさの悩みを抱えている方や、
うつ病やパニック障害などの2次的精神疾患を抱えている方へカウンセリングを提供しています。
うつ病患者を抱えるご家族さまからのご相談も承っております。
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