今日は、「いい女」と「都合のいい女」の違いについて、少しお話ししてみようと思います。
どちらも一見似ているように見えるかもしれませんが、心の持ちようや関係性の中での在り方には、大きな違いがあるんですね。

「いい女」とは、自分自身を大切にしながら、相手にも思いやりを持てる女性のことを指します。
無理をして誰かに合わせるのではなく、自分の価値観や気持ちをしっかりと持ちつつ、他人にも優しく接することができる人ですね。
たとえば、相手が困っていたら手を差し伸べるけれど、それが自分を傷つけるようなことだったら、しっかりと「NO」と言える。
そんな強さと優しさのバランスが取れている方を、「いい女」と呼ぶのだと思います。
一方で、「都合のいい女」とは、相手にとって“便利な存在”になってしまっている場合が多いです。
自分の気持ちよりも相手の都合を優先してしまったり、無理に合わせてしまったり…。
たとえば、夜中に突然呼び出されても断れずに行ってしまったり、相手の言葉や態度に傷ついても、何も言えなかったり…。
もちろん、優しさや思いやりから来ている行動なのですが、それが自分をすり減らしてしまっている場合、それは「都合のいい存在」になってしまっているかもしれません。

この2つの違いを分けるキーワードは、「自己価値感」ではないかと私は思います。
「いい女」は、自分の価値をちゃんと知っているからこそ、無理をしないし、相手に対しても誠実に向き合えるんですね。
「都合のいい女」は、どこかで「自分は大事にされる価値がない」と思い込んでしまっていて、関係の中で自分を犠牲にしてしまうことがあるのです。
もし「私、もしかして都合のいい女かも…」と感じたとしても、大丈夫です。
自分に気づくことが第一歩ですから、そこから少しずつ、自分を大切にする行動を心がけてみましょう。
・本当は嫌なのに無理していないかな?
・自分の気持ちを後回しにしていないかな?
・「ありがとう」や「ごめんね」を自分にも言えているかな?
そんなふうに、自分に優しく問いかけてあげてくださいね。
あなたは「都合のいい女」になるために生まれてきたわけではありません。
ちゃんと、自分のことを大切にしていいんです。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
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