うつ病患者のご家族に知ってほしいこと/共倒れにならないために

心理カウンセラー 夏芽なつめ ミチル です。

今回は、「うつ病患者のご家族さまに知っておいてほしいこと」についてお話しますね。

うつ病の家族を支えていて、こんな悩みを抱えていらっしゃいませんか。


たとえば、、、

などの悩みを、お一人で抱えていらっしゃる方が少なくありません。

この先どうすればよいのか分からず、不安であったり辛かったり、、、
とても苦しいですよね。

うつ病が長期になればなるほど、支えるご家族さままで心身ともに疲れ果ててしまいます。
結果として、共倒れ現象が起きます。

うつ病患者の共倒れ現象は、家族やパートナーが支える過程で自身も心身ともに疲れ果ててしまい、結果的に共倒れしてしまう状態を指します。

うつ病は長期にわたる治療が必要な病気であり、家族がサポートする側として、ストレスや負担が蓄積されていくことがあります。

共倒れを防ぐためには、どうしたらいいの?

うつ病患者のご家族が、共倒れしないためのポイントをご紹介します。

家族は治療者ではなく、協力者であると考える

家族がうつ症状で辛い姿や苦しんでいる姿を見ると、「なんとかしてあげたい」という気持ちがでてきますね。

だからこそ、「~したほうがいいよ」などと行動をうながす声掛けをしてしまいがちです。

しかし、良かれと思った行動が本人にとってのタイミングでなかったり・・・
または、ご本人も分かっていても出来ないことが殆どなのです。

② 家族では病気の治療はできないことを知る

大切なのは「家族では病気の治療はできない」と割り切ることです。

うつ病患者を抱えるご家族さまの多くは、現状を改善したくて沢山の本を読まれて実行させようとします。
本のように実践してもうまくいかず、どうしていいかわからない方もいらっしゃると思います。
子育て経験がある方はご存じかもしれませんが、育児書を読んでもなかなか本の通りに行かないもの。

だからこそ、病気の治療はプロに任せましょう。
ご家族は「本人を見守る協力者であり、サポーターである」という姿勢を大切にしましょう。

うつ病患者の症状や特徴を理解する:

うつ病は日本人の10〜15人に1人が一生のうちに一度はかかる病気です。
症状は不眠、倦怠感、イライラ、食欲不振(または過食)、集中力の欠如、消えたい居なくなりたい願望などがあります。
日内変動や極端な考え方にも注意しましょう。

医療機関・専門機関に頼る:

ご家族だけで抱え込まずに、早い段階から周囲に頼ることが大切です。
精神科・メンタルクリニック、カウンセリング、精神保健福祉センターなどを活用しましょう。

ご家族自身の心身も大切にする:

うつ病の家族を支える中で、ご家族自身がこころや身体を犠牲にしてしまうことがあります。ご家族の方のこころが健康であることも大切にしましょう。
うつ病の家族を支える中で、ご家族自身がこころや身体を犠牲にしてしまうことがあります。
ご家族の方のこころが健康であることも大切にしましょう。

夏芽カウンセリングルームでは、

ご家族さまでも受けられる体験カウンセリングにて、うつ病患者で悩まれている方のサポートを行っております。

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