根拠のない自信が最強!/愛着障害・うつ・AC

私たちは、何かを達成したり、実績を積んだりしたときに「自信」を感じることが多いですよね。
これがいわゆる「根拠のある自信」です。
確かな実績や経験に基づいているので、その自信には説得力がありますね。
しかし、「根拠のある自信」だけに頼っていると、常に戦い続けることになってしまうんです。

一方、「根拠のない自信」には、意外な力があります。
この自信は、他人と戦わずに、自分自身と平和に過ごすための重要な要素なんです。
今日は、その違いと「根拠のない自信」の大切さについてお伝えしますね。


≪もくじ≫

根拠のある自信=不安の連続
根拠のない自信=自分を信じる力
根拠のある自信=戦いの連続
根拠のない自信=ストレス軽減

根拠のある自信と根拠のない自信の違い

まず、「根拠のある自信と根拠のない自信の違い」について考えてみましょう。

根拠のある自信=不安の連続

「根拠のある自信」とは、具体的な実績や経験、知識に裏付けられた自信ですね。
たとえば、
スポーツで何度も勝利した経験や、仕事での成功体験があると、その分野において自信を持つことができます。
この自信は、しっかりした土台があるため確かに頼りになります。

しかし、根拠のある自信には一つの問題があります。
それは、常に「結果」を求め続けなければならないということです。
もし次にうまくいかなかったら?失敗したらどうなる?と、常に結果にプレッシャーを感じることが多くなります。

結果にこだわりすぎると、他人との競争に巻き込まれたり、自分自身を追い詰めてしまったりすることもあるんですね。
これは、とても苦しいですよね。

根拠のない自信=自分を信じる力

「根拠のない自信」とは、何の実績や経験がなくても、自分を信じる心から生まれる自信です。
これには特別な根拠は必要ありません。
「自分はきっとできる」「何があっても大丈夫」という感覚です。

この自信は、実績や他人の評価に依存しないため、もっと柔らかく穏やかです。
失敗しても「まあ、次があるさ」と軽く流せる力を持っています。
根拠のない自信は、他人と比べることなく、ただ自分自身を信じて進んでいくための原動力になります。

根拠のある自信は「戦い続ける」自信

根拠のある自信=戦いの連続

根拠のある自信は、強力ですが、同時に「戦い」を生み出します。
なぜなら、その自信を保つためには、常に結果を出し続けなければならないからです。


たとえば、、、
職場で一度成功したら、その成功を維持しなければならないというプレッシャーがついて回ります。
失敗すると自信が揺らぎ、「また頑張らないと!」と自分を奮い立たせなければなりません。

さらに、他人との比較が生まれやすくなります。
周囲の人の成果や評価が気になり、負けたくないという気持ちが強くなると、他人との競争がストレスになります。
結果として、他人との「戦い」を続ける日々になってしまうのです。

根拠のない自信は「戦わない」自信

根拠のない自信=ストレス軽減

根拠のない自信は、他人や自分自身と戦う必要がありません。
「何もないけど、自分は大丈夫」と思えるこの自信は、結果や他人の評価に振り回されません。
たとえ失敗しても、「まあ、それも一つの経験だよね」と受け止められるのです。

根拠のない自信を持つ人は、結果よりも「自分が自分であること」に満足しているため、他人と比べることなく、自分のペースで進んでいくことができます。
誰かに勝つために努力するのではなく、自分の心地よい道を歩くことができるので心に余裕が生まれます。

この余裕こそが、ストレスを減らし、自分自身を大切にしながら生きるための鍵です。
根拠のない自信を持つことで、心の中での「戦い」を減らし、穏やかに毎日を過ごすことができるようになります。

根拠のない自信を育むために

どうすればこの「根拠のない自信」を育てることができるのでしょうか?
4つのヒントをご紹介します。

失敗を怖がらない
根拠のない自信を持つためには、失敗を恐れないことが大切です。
失敗は成長の一部であり、成功へのステップです。
何が起きても「大丈夫、自分なら乗り越えられる」と思える気持ちを育みましょう。

他人と比較しない
他人と比べるのではなく、自分自身にフォーカスしましょう。
人それぞれのペースや道があります。
自分の進み方や選択に自信を持ち、他人の評価に左右されないように心がけることが大切です。

小さな成功体験を積み重ねる
毎日の中で、小さな成功体験を積み重ねることで、自分を信じる気持ちを育てることができます。
「今日はこれができた」「自分なりに頑張った」という気持ちを大切にし、自分を褒めてあげましょう。

自己肯定感を高める
根拠のない自信を持つためには、自己肯定感を高めることが不可欠です。
自分の存在自体に価値があることを認識し、自分の欠点も含めて受け入れることができれば、他人の評価に振り回されなくなります。

最後に

根拠のある自信ももちろん大切ですが、それだけに頼ると常に戦い続けなければならなくなります。
一方で、根拠のない自信は、何か特別な実績がなくても自分を信じることができ、他人と戦わずに生きていく力を与えてくれます。

この根拠のない自信を育てることで、もっと自由で、もっと心地よい人生を送ることができるでしょう。
「何もなくても大丈夫、自分は自分で素晴らしいんだ」と思うところから始めてみませんか?

おひとりでは難しいと思われる方は、ぜひお試しカウンセリングにてご相談くださいね。

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