「変わりたい」「自分を変えたい」と願っているのに、なかなか変われずに苦しむことってありませんか?
この「変わりたいのに変われない」心理には、さまざまな思考や感情が絡み合っており、理解することで変化の一歩を踏み出す手助けになるかもしれません。
«もくじ»
1.なぜ変わることが難しいのか?
2.「自己批判」からの解放が鍵
3.小さな変化から始める
4.「完璧主義」を手放す
5.自分の価値観や信念を見つめなおす
6.周囲のサポートを受け入れる
まず、変わることがなぜ難しいのかを考えてみましょう。
心理学的に、変化は私たちにとって不安や恐れを引き起こすものです。
現状が不満であっても、私たちはその不満や問題点に慣れてしまっているため、今の自分でいる方が「安全」と潜在意識的に感じてしまうのです。
潜在意識は、意識の中の90%を超えているので、変わることが難しくなっているおおきな要因。
新しい自分になるということは、今までの自分を手放し、未知の領域に踏み込むことであり、無意識に「リスク」として捉えてしまいます。
変われない理由の一つに「自己批判」があります。
「こんな自分はダメだ」「変わらなければいけないのにできない」といった自己批判は、かえって変化の足枷になってしまいます。
人は、自己肯定感が低いと変化に対して恐れを抱き、失敗を避けようとする傾向があります。
そのため、まずは「変わりたい」という自分の気持ちを肯定的に受け止め、焦らず進むことが大切です。
大きな変化を目指すと、かえって途中で挫折しやすくなります。
たとえば「もっと自信を持てるようになりたい」という目標に対して、急激に自分を変えようとすると、プレッシャーで心が疲れてしまうこともあります。
少しずつ、具体的かつ小さなステップから始めることが重要です。
「今日はいつもよりも少しだけ積極的に話してみよう」や「日記をつけて自己肯定感を高める」など、小さな行動が少しずつ大きな変化を生む土台となります。
多くの人が「変わらなければ」という思いと同時に、「完璧に変わらなければ」というプレッシャーを感じています。
この完璧主義が、かえって自分を変える障害になることが多いのです。
完璧でなくてもいい、失敗してもまたやり直せばいいという心の余裕を持つことが大切です。
人が「変わりたい」と感じる背景には、外部からのプレッシャーや、社会的な期待も関係していることがあります。
しかし、それが自分自身の本当の願いでなければ、途中で息切れしてしまいます。
本当に望んでいる変化なのか、自分の価値観に基づいているのかを見つめ直すことで、より持続可能な変化の基盤を築くことができます。
最後に、変わりたいと願うときには、周囲のサポートが大きな助けとなることが多いです。
家族や友人、あるいは専門のカウンセラーに相談し、サポートを受けることで、新しい視点や安心感を得られ、変化を進めやすくなります。
「変わりたいのに変われない」という悩みは、決して一人で抱え込む必要はありません。
まずは、小さな一歩から始め、自己批判を和らげ、完璧主義を手放すことで、少しずつ変化への道が開けていきます。
焦らず、自分を大切にしながら変化への旅を続けていきましょう。
おひとりでは難しいと思われる方は、ぜひお試しカウンセリングにてご相談くださいね。
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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
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