〜笑顔の奥にある“本当の気持ち”に気づいたとき〜
こんにちは、心理カウンセラーの夏芽みちるです。
カウンセリングをしていると、多く耳にする言葉があります。
それは、、、
「私は大丈夫なんですけど、でも…」
「全然平気なんですけど、ちょっとだけ聞いてほしくて…」
その「大丈夫」や「平気」の言葉の奥に、
どれだけ無理や我慢をしてきた気持ちがあるのかな…と思いながら、
お話を聴かせていただいています。

たとえば、小さな両親に
「泣いちゃダメ」
「自分でちゃんとしなさい」
「強くなりなさい」
と言われて悲しい思いをしたことはありませんか?
子供のころのあなたの心の動きはどうでしたか?
「泣いてる私はダメなんだ」
「人に頼らないで、ちゃんとしないとダメなんだ」
「弱い私はダメなんだ」
そんな言葉を何度も聞いて育ってきた方は、自然と感情を抑えてしまうことがあるんですね。
困ったとき、つらいときほど
「私が頑張らなきゃ」と思ってしまう。
誰かに頼ることよりも、
「大丈夫なふり」をすることの方が慣れてしまっている。
それは、あなたが弱いからではありません。
むしろそれは、子どもの頃のあなたが、必死に心を守るために身につけた防衛反応だったのだと思います。
たとえば…
家族の中で気を張っていたり、
誰かに迷惑をかけまいと無意識に我慢していたり、
「強くいなきゃ」と、自分を奮い立たせてきたのかもしれません。
でも、大人になると、
その“がんばりのクセ”が
逆にあなたを苦しめてしまうことがあります。
助けてほしい時に「平気なふり」をしてしまったり、
本音を伝えられずに心の中でひとりぼっちになっていたり。
かつては自分を守ってくれた“ふり”が、
今では心のしんどさにつながってしまうことがあるんです。
「大丈夫」と思っていたとしても、
本当の気持ちは、それとは違っていることもあります。
たとえば…
「本当は、誰かに話を聞いてほしかった」
「泣きたかったのに、泣けなかった」
「弱い自分を見せたら、嫌われそうで怖かった」
本当の自分の気持ちに気づいてくださいね。
そんな想いを胸の奥にしまったまま、
笑顔で「大丈夫」と言い続けると、心は疲れていってしまいます。

もしあなたが今、
「なんだか苦しい」
「うまく笑えない」
「理由もなく涙が出る」
そう感じているとしたら…
それは、心がそっと「もうがんばりすぎてるよ」と
あなたにサインを送っているのかもしれません。
助けを求めることは、なにも特別なことではありません。
誰かに話を聞いてもらったり、そっと頼ったりすることは、
あなたがあなた自身を大切にする、やさしい選択なんです。
無理に前を向かなくても大丈夫。
立ち止まって、深呼吸して、
「つらいな」と感じたその気持ちを、まずはあなた自身が受けとめてあげてくださいね。
「私は大丈夫」って言いすぎていたあなたへ。
もう、自分だけで抱え込まなくていいんです。
あなたが“あなたの気持ち”を大切にできるように、
私がお話を聞きます。
まずは、あなたのお話聞かせてくれませんか?
あなたの心が少しでも軽くなりますように。
今日という日が、優しさに包まれたものでありますように。

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心理カウンセラーの夏芽みちるです。
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